プロペシア服用中に子作りはNG？注意すべきポイントとは

ほとんど心配する必要はありません

男性がプロペシアを服用している時に子作りをすることには、まったく問題はありません。

実際にAGA治療を行っているクリニックでも下記のように記載しています。

プロペシアは、精子に悪い影響を及ぼすようなものではありません。
そのため子作り中でも、安心して使用し続けられます。
ですが、妊婦が服用したり触れたりすると、胎児に影響を及ぼす可能性があります。
保管には注意しつつ、安全に活用してください。

プロペシアを服用している男性が性行為を行ったとしても精子の中にプロペシアの主成分であるフィナステリドが混ざる量は極めて少ないので子作りの時にプロペシアの成分が原因で子供に影響が出ることを心配する必要はありません。

女性はプロペシア触れてはいけない

プロペシアの危険性は分かったけど、なぜ女性は触ることも危険なのでしょうか。
その理由はプロペシアの性質にあります。

プロペシアは経皮吸収されるので、指で少し触っただけでも女性の中の胎児に悪影響を与えてしまう恐れがあるのです。

もし経皮吸収されたり、誤ってプロペシアを女性が服用してしまうと胎児の生殖器官などの正常発育に影響を及ぼす可能性があります。

個人輸入を避ける

フィナステリドの量が増えることがあるのか？と疑問を持つ方もいると思いますがそれはプロペシアの質によって左右されています。

１つ質問をさせてください。
あなたが服用しているプロペシアは日本国内の処方箋で貰ったものですか？

海外製の個人輸入のプロペシアやフィナステリド主成分のAGA治療薬を使っている場合には、日本のプロペシアと比べてフィナステリドの配合量が多くなっていることがあります。

配合量が多くなれば、精子に含まれるフィナステリドの量が多くなり胎児に影響を及ぼす確率が高くなります。フィナステリドの量を胎児の安全の範囲内に収めるためには個人輸入したプロペシアを使うのではなく日本国内の病院で診察した上で処方されるのをおすすめいたします。

安全のためにも徹底した管理が必要

将来の子供の安全の為に知っておきたいポイントを紹介したいと思います。

・情報共有を徹底しましょう
AGAの治療のためにプロペシアを使っていることをパートナーである女性に打ち明けることは恥ずかしいかもしれません。
しかし、子供の為にも女性の為にも伝えておくことで悲しい未来を未然に防ぐことが出来ます。

・薬剤はそのままの状態で服用しましょう
プロペシアの薬剤は表面がコーディングされているため女性が触っても基本的には問題がありません。
しかし、薬剤を割ってしまうとコーディングされていない部分が露出してしまい女性が触ってしまう可能性が高くなります。
経皮吸収されてしまうと非常に危険なので割って薬剤を服用しない。
もし落としてしまった時などには男性に声をかけるなどして経皮吸収されないための工夫をしましょう。