季節によって抜け毛の量が変わる「季節性脱毛症」とは

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脱毛症状で有名なのはAGAやFAGAですが
季節によって髪の毛が抜ける脱毛症について知っていますか?

もしかするとあなたと身近な脱毛症状かもしれません。
どういった理由で季節によって抜け毛の量が増えるのか
どうやって対策をすることが出来るのか。

これからあなたの髪の毛を守るために役立つ知識をこの記事で紹介したいと思います。

髪の毛は自然に抜ける物

髪の毛はどうやって成長しているのか、考えたことはありますか?

成長期、退行期、休止期の3つの周期を繰り返すヘアサイクルによって髪の毛は成長したり抜けたりします。

そのため、髪の毛はずっと生え続ける物という認識ではなく必ず抜ける物という認識をする必要があります。

髪の毛が抜けるのは当たり前ですが、新たに生えてくる髪の毛もあるので基本的に髪の毛全体の本数が変化することはあまりありません。
※年齢的要因によって変化することはあります。

抜けやすい季節と抜けにくい季節がある

髪の毛全体の本数は変わりませんが、季節によって抜け毛が多いと感じたことはありませんか?

実は髪の毛が抜けやすい季節とそうでない季節があります。

夏だと紫外線やじっとりとした湿度、暑さ。
冬だと寒さや乾燥や寒さからくる血行不良。

季節ごとの頭皮に与える刺激が原因となって抜け毛が増えることがあるのです。

秋に急に抜け毛が増えると「季節性脱毛症」かも

季節によって抜け毛が増えることはありますが 秋口に急に抜け毛が増えていると、それは季節性脱毛症かもしれません。

脱毛症の概要としては、名前の通り季節が関わった脱毛症状を表すのですが対策をしたいという人の為に細かな詳細や原因などを紹介したいと思います。

夏に頭皮、頭髪に蓄積されたダメージが影響

秋の1つ手前の季節である夏には紫外線などの刺激が沢山頭皮に溜まっています。
髪の毛の隙間から紫外線が頭皮にあたると、細胞単位でダメージを受けてしまいます。

特に、毛母細胞にダメージが蓄積されてしまうと、髪の毛を成長させる働きが弱くなってしまい夏に蓄積したダメージのツケが回ってくるのが秋になるので脱毛症状が現れます。

夏バテで栄養不足

夏バテでしっかりと食事を摂ることが出来ないという日、結構ありますよね。
適当なもので食事を済ましたり、食べなかったりと
栄養不足が続くと毛母細胞が髪の毛を育てるための栄養素が不足してしまい髪の毛を伸ばすための栄養素が秋ごろには枯渇してしまうのです。

髪の毛を育てることが出来ないのであれば、当然髪の毛は抜けてしまいます。

乾燥する季節が頭皮に影響

春夏はあまり乾燥とは縁のない季節で湿度的に頭皮にあまり影響はないのですが秋冬になると一気に空気が乾燥し始めます。
特に秋口になると空気の乾燥によって頭皮の水分量が減り髪の毛が成長しにくい環境になってしまうことがあります。

季節の変わり目にも抜け毛が増えることがある

夏から秋、秋から冬など季節の変わり目によって抜け毛が増えることがあります。
これは気温の差や湿度の差が激しい所に住んでいる人だと顕著に抜け毛の本数が変わっていることがわかると思います。

しかし、季節の変わり目によって抜け毛が増えることは決して珍しい事ではなく殆どの方が体験しています。

一時的な抜け毛の増加であれば、脱毛症について深く気にする必要はありません

季節に合わせた抜け毛対策が必要

季節が関係する抜け毛についての知識を紹介しましたがそれらの抜け毛はしっかりとした対策を施すことによって抜ける本数を減らし髪の毛を守ることが出来ます。

それぞれの季節ごとに適切な対処法があるのでコチラの項目で紹介したいと思います。

春の頭皮ケア

春は冬の寒い気候から温かくなり、気温の変化や寒暖の差が激しくなります。
また、進学や就職など生活環境が大きく変わる季節でもあるため自律神経の働きが乱れホルモンバランスが崩れることがあります。

びまん性脱毛症(FAGA)のようにホルモンバランスが崩れると髪の毛が抜ける原因になることがあります。

ホルモンバランスが崩れないように食生活や睡眠時間などの生活習慣を乱れないように意識して過ごすことで季節の変わり目が原因の抜け毛を減らすことに繋がります。

夏の頭皮ケア

夏はとにかく紫外線からどうやって頭皮を守るかが大切になってきます。
紫外線が大きく頭皮にダメージを与えるので直射日光は帽子をかぶったり髪や頭皮用の日焼け止めを塗る等して避ける必要があります。

夏バテ気味だからといって適当なもので食事を済まさず 髪の毛が成長するために必要な栄養素を摂取できるような食生活を心がけましょう。

秋、冬の頭皮ケア

秋や冬は空気が乾燥していることが原因になり頭皮の水分量が減ります。
髪の毛が抜ける原因になってしまうので頭皮と毛髪の保湿を行いましょう。

また、寒さにより血管が縮まってしまうと髪の毛の栄養が毛母細胞まで届かなくなってしまうので体を温めるなどして血流の流れを良い状態を保つことで抜け毛を防ぐことが出来ます。

まとめ

季節が関係する抜け毛知識を紹介しました。
季節の変わり目や秋口に発生した抜け毛が1か月から2か月以上続くようであれば季節性脱毛症ではなく、他の脱毛症を発症している可能性があります。
AGA、FAGAも疑う必要があるので、自己判断で済まさず医師に相談してみましょう。

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