女性の薄毛も遺伝する?男性との違いはあるの?

FAGA(びまん性脱毛症)
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男性の薄毛は遺伝すると耳にしたことがありますが
女性は遺伝的要因によって薄毛になることはあるのでしょうか。

知っているようであまり知っている人がいないこの疑問について知識を紹介したいと思います。
これからの薄毛対策に役立つ知識だと思うので今抜け毛や薄毛が気になっている人は必ずチェックして下さいね!

男性のAGAは遺伝が関係している

男性型脱毛症(AGA)は遺伝が関係しています。
「父親がハゲていると子供もハゲる」
こういったウワサを耳にしたことがある人も多いと思います。
実際にはハゲに関係する遺伝子は母親からの影響が強いと考えられています。

母型の祖父の遺伝子によって(曾祖父の可能性もあり)AGAの原因となるジヒドロテストステロンを生成する5αリダクターゼという酵素の量が決まるという説もあり 5αリダクターゼの量が多ければ多いほど脱毛命令を出すジヒドロテストステロンの生成量が増え量が少なければAGAの可能性も低くなります。

特に男性の場合は遺伝的要因によってAGAになりやすいか否かが決まりやすいです。

女性の薄毛も遺伝なのか?

ここで気になってくるのが女性が遺伝する可能性です。
男性の脱毛症であるAGAは原因の酵素(5αリダクターゼ)が遺伝することが分かっていますが、女性も遺伝によって薄毛になりやすくなるのでしょうか。

女性でも遺伝的影響を受けることはある

結果からいうと、女性も男性ほどではありませんが遺伝的要因によって脱毛症状が発生することがあります。

スカルプDボーテのサイトによると下記の様に記されています。

遺伝の確率としては、男性は71~75%、女性は25~29%の割合

4人に1人が遺伝によって薄毛になりやすい体質の女性がいるということですね。

まだ研究途中で不明な部分も多いですが
女性も男性より少ないとはいえ影響が出ることが分かっています。

ホルモンバランスの乱れによる薄毛が多い

FAGAをはじめとする女性の脱毛症状は
ホルモンバランスの乱れによって発症することが殆どです。

ストレスが溜まったり、休む暇がなかったりと
自律神経に負担がかかってしまうとホルモンバランスが崩れてしまい男性ホルモンの働きが強くなってしまいFAGAを発症します。

後天的な要因によって発症することが殆どなので
あまり遺伝子については気にしなくても良いかもしれませんね。

多方面から原因を探ろう

女性の脱毛症状は多方面から原因を探る必要があります。

最近しっかりと睡眠を取れていますか?
栄養バランスの良い食事を摂っていますか?
ストレスを溜め込んではいませんか?
髪の毛をキツく結んではいませんか?

例を挙げればきりがありませんが、これらの要因がFAGAなどの薄毛症状の原因になることがあります。

1つの視点から原因を探すのではなく自分のライフスタイルを見直しながら薄毛の原因を探ってみましょう。

自己流の発毛治療にはあまり効果がない

薄毛になってしまった女性にありがちなのが自己流の発毛治療を実施し続けること。

自分の中では正しい、効果のある治療だと思っているかもしれませんが自己流の薄毛治療は効果が出る確証もありませんし理論もありません。

効果が出ないだけなら、時間の無駄で済みますが
悪化してしまうと取り返しのつかない事態になってしまうこともあります。

特に女性の薄毛については、多角的に原因を探り、各々に合った治療を行う必要があるので医師の診察を受けることが薄毛治療の早道になります。

まとめ

女性の薄毛と遺伝の関係性について紹介しました。

髪の毛を守るためにはライフスタイルを整えながら医師の診察を受け、正しい治療を行う必要があります。

間違った治療法で時間と髪の毛をムダにしない為にも薄毛に気が付いた時にはすぐに受診して治療に向けて正しく動き出しましょう。

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