【医師が解説】頭皮に必要な皮脂の適正量

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頭皮の脂をスカルプシャンプーなどでキレイに洗い流すことが髪に良いと聞きましたが、ある程度の脂は必要であり、落としすぎも逆効果のようです。
頭皮に必要な脂の適量を確認する方法や目安などはあるでしょうか?

頭皮にとって脂は非常に重要なものです。皮脂膜という薄い膜を皮膚表面に形成する事で、紫外線などからデリケートな頭皮を守っているのです。毛穴の中にある皮脂腺という組織から分泌された皮脂は、洗髪時に洗い流され新しい皮脂と入れ替わります。基本的には1日1回のシャンプーで皮脂はきれいに洗い流されますので、過度に洗浄力の高いシャンプーを敢えて使用する必要はありません。ただし、すすぎに関してはきちんと念入りに行いましょう。洗髪後にはまた新しい皮脂が皮脂膜を形成しますから、洗髪ごとに皮脂膜の脂が古いものから新しいものに入れ替わると思ってください。頭皮の脂に関しては、どちらかというと「除去しなすぎ」よりも「除去しすぎ」の方が私は気になります。

かねてからお話ししているように、「頭皮の脂=薄毛の原因」という考え方からシャンプーの回数が増えたり、過度な洗浄力のシャンプーで脂を根こそぎ落としてしまいうという事になるのでしょうが、やはりそこは気を付けて頂きたいところ。脂漏性湿疹のように頭皮が大きくトラブルを起こしてしまうケースを除いては「頭皮の脂」が直接的に薄毛を引き落とすことはありませんし、頭頂部・前額部を中心に薄毛症状となるAGAとはまた別の話しです。あまり過度になることなく、1日1回きちんと頭皮を洗浄し清潔に保ちましょう。

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