女性の薄毛「FAGA」 進行パターン一覧

FAGA(びまん性脱毛症)
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多くの女性が悩んでいるFAGA(女性男性型脱毛症)。
髪の毛が抜けてしまうと外見に大きな影響が出てしまうので人前に出ることも億劫になってしまいますよね。

FAGAにはAGA(男性型脱毛症)と同じように進行パターンがあることを知っていますか?

自分がもしFAGAかもしれないと思ったら、今回紹介する進行パターンに当てはめてみましょう。

FAGAで悩む女性が増えています!

FAGAが発症するとAGAのように髪の毛がどんどん抜けてしまい人前に出ることがストレスになるほどの悪影響が出てしまいます。

そんな女性の敵、FAGAには様々な進行パターンがあります。
進行パターンによって髪の毛の抜け方が変わってくるのであなたの症状がどの進行パターンに当てはまるのかを知る必要があります。

ルードヴィヒ分類

FAGAの症状を5種類に分けたルードヴィヒ分類というものを参考にあなたの薄毛、脱毛の進行パターンを見てみましょう。

Ⅰ型

正面から頭頂部にかけて髪の毛の量が全体的に少なくなっていて他の部分と比べてみると薄くなっていることがわかる進行状態です。
FAGAの初期症状であることが多く、産毛も増えてきます。

Ⅱ型

Ⅰ型よりも薄毛の範囲が広がり、症状が悪化している状態です。
Ⅱ型まで進行すると家族や友人に指摘されることも多くなってくると思います。
産毛が生えているとはいえ、健康な髪の毛の密度が低くなっている為外見に悪い印象を与え始める時期です。

Ⅲ型

Ⅱ型よりも更に症状が悪化し、髪の毛が無い部分が目立ち始めます。
自分で鏡を見てもすぐに気が付く程の進行度です。
AGAのように前頭部から髪の毛が無くなってくる進行パターンでもあるので、恥ずかしさから精神的な疲労が増えます。

Ⅳ型

髪の毛の土台である毛包が破壊されることにより、発毛しなくなる状態です。瘢痕性脱毛症とも呼ばれています。
Ⅳ型の進行パターンは、脱毛範囲が広いのですごく目立ちます。

Ⅴ型

薬剤などの外部刺激、体内のホルモンバランスの乱れが原因となり脱毛症状が発生する進行パターンです。

ストレスの影響を最も受けやすい進行パターンです。

自然治癒はするの?

FAGAの進行パターンを説明しましたが、気になるのが自然治癒がするかどうかですよね。

ホルモンバランスやストレスが原因なら、体調を治せば進行は止まる?残念ですが、FAGAは自然治癒しません。

AGAと同じように治療が必要です

FAGAが発症すると、自然治癒は見込めません。
AGAと同じように発毛剤や薬などを使って治療をする必要があります。

AGAの有名な治療薬であるプロペシアは、女性に処方することが出来ません。
ミノキシジルなどを使うことで血行促進,発毛を促す治療に挑むことが出来ます。

FAGA治療を始めたとしても、FAGAの治療効果は個人差が大きく生活習慣によって発毛状況は変化します。
しっかりとした生活習慣を心がけて治療に挑むことでFAGAの改善が近づくことが出来ます。

FAGA改善の為に、処方された薬を使うだけでなく生活も変えることが出来るような前向きな姿勢で治療に挑むことで満足のいく成果を得ることに繋がると思います。

まとめ

FAGAの進行パターンについて紹介しました!
AGAのような脱毛症状は男性だけの悩みではありません。
あなたと同じように、FAGAの症状に悩まされている女性が沢山います

FAGAの治療は決して恥ずかしい事ではありません。

「薄毛になってきた、FAGAかな?」と思った時には病院へ行って相談してみましょう。

FAGA改善のためには早期治療が大切です。恥ずかしがらずに、治療の第一歩を踏み出しましょう!

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