1日当たりの抜け毛の本数は何本？どこから危険？

一般的な1日当たりの抜け毛の数

一般的な1日当たりの抜け毛の数は50本から100本程度です。
髪の毛のヘアサイクル（成長期、退行期、休止期）がある限り髪の毛が抜けることは当たり前の事なので50本から100本程度なら 過剰に気にする必要はありません。

季節によって変動します

抜け毛の数は季節によって変動します。

暑い夏から秋にかけて涼しくなる時のホルモンバランスの崩れや夏に浴びた紫外線が期間を置いて影響し、抜け毛に繋がることがあります。

季節によって変わるとはいっても、抜け毛の数は100本から200本程度に収まると思います。

急激に抜け毛が増えて1週間程度続くとき

今まではずっと80本程度の抜け毛だったけれど最近は毎日200本程度髪の毛が抜けている気がする。

一般的な数とはいえ、急激に抜け毛が増えて長期間続くときには一般的な抜け毛とは言えないかもしれません。
あまり長期間続くようであればそのまま抜け毛が進行してしまう恐れもあります。

AGA等の脱毛症状の可能性が隠れていることもあるので、急に抜け毛が増えた方やその状態が持続している方は要注意です。

抜け毛が細かったり短い

自分の抜け毛の中に、短い髪の毛や細く元気のない毛が混じっていませんか？

抜け毛の中にそういった種類のものが混じっているとそれは頭皮からの危険信号かもしれません。

今までの抜け毛と比べて抜けた髪の毛の太さが変わって細くなっている時には髪の毛を育てるための栄養素が足りていないのかもしれません。

血行不良や食生活が影響して弱い髪の毛になっている可能性があります。

また、極端に短い髪の毛が抜けている時にはヘアサイクルの成長期が短くなっている可能性がありAGAを疑う必要があります。（AGAはヘアサイクルの成長期を短くする為です。）

紫外線対策

常日頃から過度な紫外線を頭皮に浴びていると頭皮にストレスが溜まり、秋の髪の毛が抜けやすい時期に関係なく抜け毛が増えてしまうことがあります。

帽子をかぶる等の対策を実施して、常日頃から紫外線を予防する必要があります。

頭皮の栄養が足りていない

タンパク質や亜鉛などの、髪の毛を育てるために必要な栄養素が不足していると髪の毛の強度が弱くなり抜けやすくなってしまいます。

しっかりと栄養を摂取していたとしても血行不良によって頭皮に届かなかった時には髪の毛が伸びることが出来ないので、肩や首の筋肉をほぐして頭皮への血行を良くする必要があります。

シャンプーの方法を見直す

しっかりとした洗髪が出来ていないと抜け毛に繋がることがあります。

・頭皮がベタベタしている人
皮脂が毛穴に詰まって雑菌が繁殖し炎症を起こす

・シャンプーを何回も繰り返す人
シャンプーの回数が多く皮脂が無くなり、乾燥してしまう

・爪を立てて洗っている人
頭皮や毛の根元を傷つけてしまう

これらに1つでも当てはまっていると抜け毛が増える原因となります。 正しいシャンプーを意識してください。

正しい睡眠

髪の毛が十分に成長するためには最低6時間の睡眠が必要です。1日の睡眠時間が極端に少ない人は髪の毛が十分に育たずに抜けやすい状態になってしまうことがあります。

睡眠時間の確保も抜け毛の対策法になるので正しい睡眠を意識してください。